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ボルドーの大鐘楼

ボルドー市内の中心部には、フランス最古の鐘楼の内の一つである大鐘楼があります。今も尚残っている城門の鐘の音は、13世紀から今日までボルドー市民の生活には欠かせないものとなっています。

1775年に建設された大鐘楼(Grosse Cloche)は重さ7750kgあり、鐘楼の内部には「鐘の音は時を示し、鐘声は武器を取るよう呼びかける、(…)私は全ての幸福を歌で祝福し、全ての死を涙で悼む」とラテン語で書かれているのを見ることができます。「アルモンド・ルイーズ」(Armande-Louise)という洗礼名をもつこの大鐘楼は毎年6回、1月1日と5月1日、5月8日、7月14日、8月28日、11月11日の11時といった祭日と、毎月第1日曜日の正午(2016年7月から)に鐘の音を鳴らします。

城門は嘗て監獄としても使用されていました。立ち振る舞いが悪かった若者等が、大きな錠の付いた厚さ10cmの扉の牢屋に入れられていました。当時ユーモアのある人は皆こぞって、英国王の紋章であるライオンの形をした風見が鐘楼のドームの先端にあることに因んで、若者が「黄金の獅子ホテル」(Hôtel du Lion d’Or)に滞在していると面白可笑しく語っていました。

この城門はいつでも見学することができます。また、消灯時刻と街の掟を守らなかった人達が住んでいたことで知られるこの奇妙な独房をガイドと一緒にまわることも可能です。(フランス語のみ対応)

Grosse Cloche
© Picsol
© Grosse Cloche - Crédit Picsol
Grosse Cloche
© Steve Le Clech Photos
Grosse Cloche de nuit
© Steve Le Clech Photos

大鐘楼に関するご案内

開門日:

2020年3月7日から2020年5月30日まで

14時から17時まで。

土曜日のみ。(月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、日曜は閉門)

2020年6月1日から2020年9月30日まで

毎日13時から19時まで。

2020年10月30日から2020年11月28日まで

14時から17時まで。

土曜日のみ。(月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、日曜は閉門)

 

訪問

− 3月から5月までと10月から11月まで:
 毎週土曜日の14時から17時まで(ツアー開始時刻:14時、14時45分、15時30分、16時15分)。ツアーは完全予約制。チケットはボルドー観光局でお求めいただけます。

− 6月から9月まで:
 毎日13時から19時まで、ツアーは45分ごとに少人数グループ(最大5人まで)で行われています。チケットは現地でお求めいただけます。

団体でのツアーは行っていませんのでご注意ください。

関税

訪問予約
  • 入場料 : 5 € シングル料金
  • ボルドー・メトロポール・シティパスで無料。

45 Rue Saint-James, 33000 Bordeaux

対応言語

・フランス語 

 

また、見られるように